「みなさんは定年退職後、何を商売にして稼ぐ予定ですか?」
筆者も模索中で、希望ジャンルとしては「インターネット」と「英語」を活かすことができたら嬉しいな、とモヤッと考えてはいますが、具体的なプランは特にありません。
特に専門的なスキルも有していないので巷で流行しているキーワードで表現すると自分も「リスキリング」が必要だと感じています。
*「リスキリング(Reskilling)」とは、職業能力の再開発、再教育のことを意味します。
この記事では「筆者がなぜそう感じたのか?」「成功している事例はあるのか?」「では明日からどうしたら良いのだろうか?」といった視点で徒然なるままに書いた記事です。
定年は「65歳」に延長(2025年4月から義務)
2013年に高年齢者雇用安定法を改定され、定年は60歳から65歳に引き上げられました。(現在はその経過措置期間。2025年4月からは義務)
企業はそれまでに「定年の廃止」「定年の引き上げ」「継続雇用制度導入」のいずれかを実施しなければなりません。
さらに厚生労働省は「労働者の希望があれば、最長70歳まで定年延長できるようにすること」を企業の努力目標にするように求めています(高年齢者就業確保措置)
寿命が伸びている分、お金が必要になる(男性81歳,女性87歳)

厚生労働省が2021年7月30日に発表した令和2年簡易生命表によると、2020(令和2)年の日本人の平均寿命は、昨年より男性は+0.23歳の81.64歳、女性は+0.29歳の87.74歳となり、ともに過去最高を更新したそうです。
当然その分お金が必要になるわけですが、みなさん貯金/資産形成の方はいかがでしょうか?(わたしは…..)
60歳過ぎたら、座ってできる仕事が必要では?(シニアのリスキリング)

参考記事「80歳でパソコン・タブレットを使いこなす「葉っぱビジネス」の達人おばあちゃん「100歳まで仕事を続けたい!」」
https://toranet.jp/contents/jobchange/interview/19594/
自然現象として、歳を重ねるごとに体力はどうしても低下する傾向にあると思います。(そうでない方もいらっしゃいますが)
ならば、座ってできる仕事、特にインターネットを用いてビジネスを行うことができたならば、まだまだ活躍することができるイメージがあります。
写真で紹介している西蔭さんは「柿の葉10ケース」「南天の葉10ケース」など、葉っぱを通販で販売されています。
「歳を取ってから、パソコンやスマホの操作を覚えるのは大変だったのでは?」という質問には、「私だけでなく、上勝町で葉っぱビジネスに参加している人たちはみんな、使いこなしていますね。パソコンとスマホの2台持ち、なんて当たり前ですよ(笑)。」とのこと。
「何歳からでもスキルアップは可能なのですね!」、そんな勇気を与えてくれるコメント。
インターネットは能力を増幅させる武器?

筆者:深津 貴之氏 (fladdict)
わたしの周りで60歳を過ぎてもビジネスで活躍されている方は「何かしらの専門スキル x インターネット」という組み合わせをお持ちの方が多い印象です。
まさに「刀で戦うより銃で戦った方が楽だよね」というイメージがしっくりきたので深津氏の画像を引用させていただきました。
上の記事はイチ個人のスキルアップの問題ではなく、組織でデジタル投資をすることについて紹介されています。当然組織においてもデジタル投資、リスキリングは重要だと思います(詳しくは是非記事をご覧ください)
私のこの記事ではイチ個人のリスキリング、「定年後でも稼げるのかどうか?」についてお話したいのでここでは割愛します。
専門性を増幅させ、仕事を獲得することにもつながるITリテラシーをリスキリング
年金もまともに受給できないでしょうし、これまでのライフランディングストーリーは既に崩壊していて、可能な限り稼ぎ続けるチカラが必要であるように感じます。あるいは資産形成を行っておくことで安心できるのかなと感じます。
これまでの経験で既に専門性を有している事が多いと思います(例えば金融知識、通販業界、不動産などなど)
これに加えてITリテラシー、巷ではDX人材と呼ばれるようなデジタルスキル(ExcelからRPA、AIまで)を身につけることが自身の将来に直結するのではないでしょうか?
仕事を獲得する経路、知人の紹介も大切ですが、インターネット上の掲示板を通じて仕事を獲得できる場所が多数あります。(例えばVisasQさんあたりにたくさんある印象)
こういった場所で仕事を獲得するために、発注側がITリテラシーを求めているケースが多い印象です。(メッセージベースでのコミュニケーションがイマイチだと、たとえ能力が高くともコンペから外されてしまうイメージ)
理系職の場合(例:エンジニア職へのリスキリング)
「ゼロから専門性を身につけ手に職」を、ですぐ思いつくのはエンジニア職やデザイナーなどをわたしはイメージしました。
近年流行している短期集中型のエンジニアスクールでプログラミングスキルを身に付け転職するのもアリだと思います。(正直厳しい道のりだと思いますので、相当な覚悟が必要だと思いますので自己責任で)
スクールは乱立し始めたので、以下のサービスのように第三者目線で紹介してくれるサービスも出ているようですね。(同じくこちらも筆者とは関係ありませんので自己責任でお願いします)

文系職の場合(例:営業からインサイドセールスへのリスキリング)
わたしは今後、営業職、広報、企画/マーケティング、人事など文系職も重要な職種として発展すると感じています。例えば以下のように、実は世の仕事は文系職向けのものも十分に多いと感じます。
では「文系向けにもスクールがあるのか?」例えば以下のようなスクールがあります。同様に自己責任でご参考ください。
女性専門のキャリアスクール「SHE likes」
SHE likesさんは女性専門のキャリアスクールで、ライターやマーケティングなど文系職スキルアップも手掛けているようです。(SHE likes自体が文系向けを謳っているわけでは有りません。筆者の独自見解)

私達はこれからどう稼いでいくのか?
インターネットを使いこなすことができるようになれば、東京⇔沖縄で仕事をすることも、NewYork⇔鳥取で仕事をすることも可能かと思います。
英語が話せなくても、Deeplなどの翻訳ツールを使いこなせばコミュニケーション可能です。
しかしインターネットはあくまで能力を増幅させるための武器。ベースになにかしらの専門性が必要になってくるのだろうなと思います。(ITコンサルなど一部職種はITのみで可能ですが)
それさえあれば、いつでもどこでも好きな場所で、自分の得意な仕事で稼ぐことができるのかな?
今からでも、これまでチャレンジしたかったけど未経験の専門職スキル/資格取得でキャリアチェンジができるのかな?
私達はこれからどう稼いでいくのだろうか。
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