[ユーザビリティ調査の方法] ユースケースの想定

ITリテラシー
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この記事は以下の「ユーザービリティ調査とは?」の関連する記事です。

ユーザが目的を持ってWebサイトに訪れてから、達成するまでの背景について説明します。

ユースケースとは

ユースケースとは、「エンドユーザーがWebサイトを訪れるところから始まり、Webサイト内で目的を達成するまでの台本(シナリオ)」を指します。例えば以下A,Bそれぞれのシナリオは、同じサイトであっても利用の背景が異なります。(端末まで変わっていますね)

・A「会社帰りの電車内で旅行サイトを見る」
・B「自宅で夜入浴後にパソコンで旅行サイトを見る」

なぜユースケースが必要か

テストの際に漠然と「わたしたちのWebサイトを自由に触ってみてください」と依頼するよりも、ある程度仮説を持った状態で「30,000円以下の沖縄ツアー旅行プランを検索し、購入したいと思える商品を探して下さい」と依頼することで被験者はテストに参加協力しやすくなります。

また、「商品検索を消費者は上手に使えていないのではないだろうか?」という仮説を確かめたい場合、今回のように明確な指示を出すことでスムーズな調査運営が可能になります。
また、「今どのような状況で何を達成したくてWebサイトを操作している」のような背景/状況説明を入れることでより精度は高まります。

このように、テストの流れを考える上でもまず最初にユースケースをリストアップし検討することが大切です。

おおまかな流れ (状況により前後します)

1.ペルソナの選定
2.ユースケースのリストアップ
3.ユースケースの選択
4.シナリオの定義
5.タスク指示文の作成

POINT

ユーザビリティ調査は新規サービスだけでなく、既存ユーザーに対しても大変有効です。日頃ストレスに感じている機能やUserInterfaceを発見することが可能です。

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